水質を浄化し真珠を産むイケチョウ貝を養殖し、大阪の川をきれいにしようというプロジェクト「大阪ジョウカ物語」がおよそ4年の道頓堀川での経験を踏まえ、いよいよ来春に大阪河川で展開いたします。

、おおさかのまちには八百八つもの橋が架かるほどの川が流れ、舟が行き交い、ひとびとは川に親しみ、生き物たちもその恵みを受けていました。
 
ところがこの爽やかな水の都もいつの頃からか、みずみずしさを失いはじめました。まちの人たちも何かと忙しく、川に振り向くゆとりをなくし、そして、川は汚れ始めました。
 
元々、川の水には自浄能力がありますが、そのキャパシティを超える汚れが襲ってきたのです。
 
それを回復させるのは並大抵の事ではありません。しかし、汚した私たちが何としても回復させなければなりません。

 おおさかが城下まちであった頃の川と人の関係を取り戻したい。八百八橋のほとんどが当時のまちの人々の手で(民間によって)造られていった様に、「大阪の川の浄化も我々の手でやろうじゃないか!」という想いが「大阪ジョウカ物語」の始まりです。
 この物語はこれから先に向かって行われていく水都再生物語です。語り部はみなさんです。行動を起こすのもみなさんです。

 なんと淡水に棲むイケチョウガイが水質を浄化します。イケチョウガイは、水中の窒素やリンを取り込んだ植物性プランクトンのケイソウなどを食べて大きくなり、1日にドラム缶1本(200リットル)もの水をきれいにします。その上、真珠を産み出す「優れモノ」なのです。
 イケチョウガイのオーナーになって、そのドラマチックな営みを見守り、淡水真珠を手にする歓びが味わえる「大阪ジョウカ物語」に参加してみませんか。
川の水がきれいになるとともに、どんな真珠ができるか楽しみです。



1. 大阪の川の汚れの元凶とされている第二寝屋川と、それに合流する寝屋川の手前「大阪城桟橋」施設へ入植。第二寝屋川の水質浄化実験を予定。
2. 大川(旧淀川)が下流へ向かう一つのポイントである「OAP桟橋」施設へ入植。大川の水質浄化実験も行ないます。
3. 寝屋川と大川が合流し土佐堀川、堂島川に分岐する手前ポイントである「天満橋桟橋」施設へ入植。中之島入口への水質浄化実験も行ないます。
4. 中之島剣先から土佐堀川へ、さらに下流へ向かう地点である「淀屋橋桟橋」施設へ入植。水質浄化実験を行い大阪湾に。
5. 土佐堀川から東横堀川を経由して道頓堀川へ入植(100匹限定)、水質浄化実験を行い、木津川、尻無川を経て大阪湾に。
(入植他について)
どの河川に入植するかは、すべて当会にお任せ願います。ただし、オーナーの皆さまには入植後に場所を通知させていただく予定です。
貝の個体差により生育状況が異なる場合があります。
入植に適した時期、川の状況等により、お申込みいただいた時期と入植時期が異なる場合があります。
  ※各桟橋は大阪水上バス株式会社の全面協力により、実現可能となりました。
 この保険については必ず加入していただくということではありません。あくまでも任意です。


※7,000円の理由
前回実施の道頓堀真珠では、一つの貝から生まれる真珠は単数が5000円、複数が7000円としていました。今までの経験を踏まえて、一つの貝から複数産まれるよう統一することにしました。

※「大阪ジョウカ物語」は河川浄化社会実験です。
真珠を採ることが目的ではなく、あくまで水質ジョウカを目的としています。
入植した場所水域ごとの水質を3ヵ月ごとに(年4回×4年×5ヵ所)調査し、府・市に報告する義務があります。費用の内訳として下記をご参照ください。


<水質検査費用>

年4回×5ヵ所(OAP桟橋、大阪城桟橋、天満橋桟橋、淀屋橋桟橋、道頓堀)×(検査費用+ボート費用)×4年

<メンテナンス費用(事務所経費、通信費含む)>
・月に一度の掃除(貝に付着する泥などの除去)に要する費用(ボート費用)×{12-4(水質検査月は同時に行なうので除く)}×4年間
・4年間の諸経費
 入植に伴う工事費用、母貝の仕入れ(核込み)、人件費等の費用。
『損益分岐は、約3,500口要という大事業です。』
利益が出た場合は、河川環境の向上を目的とする活動を支援する「大阪水都再生基金」に寄付されます。
 もちろん、これだけの口数で大阪の河川浄化ができるとは考えていませんが、行政、流域のみなさんへの水質浄化に対する意識が促進されると考えています。お一人でも多くの方が参加されることがこの事業の成否にかかっています。これを機会に川ファンになってください。

イケチョウ貝入植の際、養殖網に皆さまのお名前などが記載されたプレートがつけられます(上記写真)。口数によっては変動しますが、平均して1網10匹入ります。
2年目まで1網に10匹、3年目から成長の度合いによりますが1網に8匹、4年目には6匹と変えていきます。(その都度プレートの位置は変わります。)




<保険について>
「大阪ジョウカ物語」の主人公であるイケチョウガイの4年間のお預かりについては万全を期していますが、長い年月で何が発生するかわかりません。

前述したように「大阪ジョウカ物語」は水質ジョウカを目的にしていますので、万一の場合(@犠牲になった。A真珠が出来ていなかった。B盗難にあった…。)は、そのような状況が発生した時点で諦めていただくことになります(月に一度メンテナンスを実施していますので、判明した時点でオーナー様にはご通知します。)。……しかし、参加していただいた方に申し訳ないとともに4年間、互いにイケチョウガイに水質ジョウカの夢を託し、そして真珠も採れ、参加者全ての皆さまに喜んでいただけるよう、地震・洪水などの風水災や盗難による損害が生じた場合の保険を用意いたしました。(原産の琵琶湖でも3割が犠牲になっています。ちなみに道頓堀では5割が犠牲になりました。)
 保険にご加入いただきました参加口数は主催者が全補償し、皆さまのお手元にお届けいたします。
お預かり期間終了の4年後に入植した場所で「貝開式」を実施し、その場でお渡しが原則ですが、式にご参加できないオーナー様には貝のまま、お手元に発送いたします=運賃着払い)




お申込方法について
郵便局に備付けの払込取扱票(ブルー・青色の用紙)に、下記事項をご記入いただきお申込ください。

加入者名/ 特定非営利活動法人 大阪・水かいどう808
口座番号/ 00980−4−93161
通信欄/ @お申込者のお名前(フリガナも記載ください)
Aご住所
B電話番号・FAX番号
Cイケチョウ貝お申込個数(7,000円×   個
D保険(要・不要)のどちらか。(1,000円×  個)
 要の場合は、貝1個につき1,000円必要
E貝につける名前(申込人以外の名を希望の場合はお書きください)